社史漫画の制作期間はどのくらい?

社史漫画を制作するにあたって、期間はどのくらいを見ておけば良いでしょうか。

社史漫画の制作工程

おおまかな社史漫画の制作工程は下記の通りです。全体的に前後並行しながら進行していきます。

(1) 完成イメージの共有

(2) 年表、構成、資料、取材対象者の確認

(3) 取材対象者との面談

(4) シナリオの作成→確認

(5) 漫画家の選定、キャラクター・デザイン

(6) ネーム(下書き)の作成

(7) ペン入れの作成

(8) 原稿の作成

(9) 校正、校閲、ページ振り、装丁

(10) 製本

社史漫画の制作は、おおよそ1年が目安

シナリオの作成にかかる以前に、資料の読み込み、関係者への面談による取材を通じ、会社の歴史だけではなく社風や文化に至るまでを学ばせていただきます。それから社史漫画の作画に必要な社内の様子(会議室や執務スペース、社長室、給湯室、工場などの現場など)、他にも社員たちがよく行く飲み屋さん、定食屋さん、ドラマのキーとなる小物などの写真資料の作成は欠かせません。

また、面談時にはお顔の写真を撮らせていただき(似るかどうかは漫画家さん次第ですが。汗)関係者の方々もできる限り漫画の中に登場していただくよう準備します。

シナリオに取り掛かるまで、2ヶ月程度はかかるかと思います。

シナリオの作成(およそ1ヶ月)、ネームの作成(1-2ヶ月)、ペン入れ、原稿(5-6ヶ月)、最終調整・製本(1ヶ月)もちろんページ数にもよりますが、おおよそ1年から1年半は見ていただくのがよろしいかと思います。事業規模や、歴史の長さ、加えて各工程で発生する確認と修正がスムーズに進むかどうかもスケジュール進行上、大きく関わってきます。制作期間の長いところでは2年、3年とかかるかも知れませんし、一方である程度の社史としての骨子はできた上で、漫画のシナリオ作りと、漫画の作画を請け負うといった場合はもっと短い制作期間で対応できるかも知れません。

いずれにせよ社史漫画は、漫画家によるクリエイティブな作業になります。最後に帳尻合わせして完成。とならないよう、我々もスケジュールの進行には細心をはかりますが、余裕をもった制作計画をお願いしております。


神奈川県立川崎図書館他では、さまざまな企業の社史を所蔵しています。社史制作前に一度足を運ぶと参考になりますよ!社史漫画制作について、ご不明な点があればお問合せページよりご相談ください。