社史を漫画で作るといっても、全てを漫画にする必要はありません。
実際の写真や、年表、内容次第では、漫画よりもテキストの方が気持ちが伝わるものもあります。読みやすそうな印象を与える効果としてえ、漫画のイラストを活用することがあります。
創業者や経営者の想いは吹き出しより、テキストがいい
例えば、創業者や経営陣らによるメッセージ。社史の冒頭「はじめに」や、「おわりに」として、長年会社に携わってきた想いや、社員、お客様への謝辞、未来に向けた想いなどは、漫画の吹き出しに入れるよりもテキストで読んでもらう方がグッとくるものがある気がします。
また、年表、商品の遍歴紹介、創業者の語録など、テキストや写真で簡潔する企画ページもあると思いますが、そこに漫画本編で登場するキャラクターのイラストを加えることで、見た目に優しく、書籍としての一貫性が加わります。
漫画とテキストとが補完し合う構成
社史漫画制作の参考として、200万部売り上げた漫画「君たちはどう生きるか」にあるように、漫画とテキストを交互に置く方法もあります。漫画でストーリーを、テキストでその背景や当事者たちの気持ちを伝える。という手法です。テキスト部分が、また次のエピソードとなる漫画部分の頭出しになるなど、漫画とテキストとが掛け合いのように補完し合う形になると理想的ですね。
神奈川県立川崎図書館他では、さまざまな企業の社史を所蔵しています。社史制作前に一度足を運ぶと参考になりますよ!社史漫画制作について、ご不明な点があればお問合せページよりご相談ください。